東南アジア10ヵ国が加盟している「ASEAN(東南アジア諸国連合)」。
そのASEANに参加している加盟国はどの国なのか、首都や人口、GDPなど現状はどうなのかをまとめてみました。
ASEAN加盟国一覧
まず、ASEANに参加している加盟国から見ていきましょう。
ASEAN加盟国は以下の10ヵ国です。
ASEAN加盟国の地図
ASEAN加盟国の地図は外務省のWebサイトで公開されていますので、そちらをご参照ください。
小さくて見にくいという方はこちらの地図が見やすいかと思います。
ASEAN加盟国の順番
次に、ASEAN加盟国の加盟した順番について。
そもそもASEAN(東南アジア諸国連合)は、1967年に「バンコク宣言」により、タイ,インドネシア,シンガポール,フィリピン,マレーシアの5ヵ国を原加盟国として設立されました。
その後1984年にブルネイ、1995年にベトナム、1997年にミャンマーとラオス、1999年にカンボジアが加盟し、現在の10ヵ国の加盟国として成り立っています。
ASEAN加盟国の覚え方
一般教養としてもそうなんですが、受験生なんかはASEAN加盟国をどうしても覚えなければならない、なんてこともあるかと思います。
行ったこともない国10ヵ国を丸暗記というのもなかなか難しいですよね…。
そこで何か覚えやすい覚え方はないか、ネットで拾ってきました。
まず、原加盟国(インドネシア,マレーシア,シンガポール,タイ,フィリピン)は、
これは昔からある定番の覚え方だそうです。(知らなかった…)
残りのブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスは、
というのがありました。
なかなか面白くてインパクトもあるので覚えやすいですね。
ちなみに並び順も加盟した順番通りになっているので一石二鳥です。
ASEAN加盟国はこの語呂合わせで覚えましょう。
自分でオリジナルの語呂合わせを作ってもいいですね。
参考 日本の企業数の推移とASEAN10か国の覚え方【メモ】
ASEAN加盟国の首都と人口、GDP
最後に、ASEAN加盟国の首都と人口をまとめました。
- インドネシア共和国(首都:ジャカルタ)
- シンガポール共和国(首都:なし、都市国家)
- タイ王国(首都:バンコク)
- フィリピン共和国(首都:マニラ)
- マレーシア(首都:クアラルンプール)
- ブルネイ・ダルサラーム国(首都:バンダルスリブガワン)
- ベトナム社会主義共和国(首都:ハノイ)
- ミャンマー連邦共和国(首都:ネピドー)
- ラオス人民民主共和国(首都:ヴィエンチャン)
- カンボジア王国(首都:プノンペン)
なお、インドネシアの首都、ジャカルタにASEANの本部があります。
ASEAN加盟国の人口は6億人を超え、EU(欧州連合)よりも多いんだそうです。
人口増加率も高く、2030年には7億人を超えると予測されています。
ASEAN加盟国全体のGDPは2兆5,547億米ドル。
日本の51.7%です。
まとめ
日本もASEAN諸国とは貿易、支援などで密接な関係にあります。
日本には「日本アセアンセンター」という国際機関があり、セミナーやワークショップなど様々な活動をしています。
日本とASEANの関係について興味のある方は、是非一度日本アセアンセンターを訪れてみてください。
以上、ASEAN(東南アジア諸国連合)の加盟国についてでした。