全国に店舗展開している100円ショップの有名店「ザ・ダイソー」。
そのダイソーで100円の美容液が売られているのですが、100均の美容液って相当値段が安いだけに危険がないのか心配ですよね…。
そこで今回は、ダイソーの美容液に危険性はないのか、過去に被害にあった人はいないのか調べてみました。
ダイソーの美容液
ダイソーで販売されている美容液は数種類ありますが、中でも特に人気なのが「RJローション」。
100円という価格ながら、保湿成分にローヤルゼリーが配合されています。
TwitterなどのSNS上で「まつ毛が伸びた!」という声が上がったことで、まつ育効果を期待して購入する人も増え、店舗によっては非常に入手困難になっているほど人気があるようです。(髪の毛にもいい、という意見もありました。)
そのダイソーの「RJローション」も、新しく5種類の新作が出て話題になりました。
- 3種のヒアルロン酸配合「うるおい美容液」
- 3種のコラーゲン配合「ハリツヤ美容液」
- ハトムギエキス配合「乾燥対策美容液」
- プラセンタエキス配合「エイジングケア美容液」
- コエンザイムQ10配合「なめらか美容液」
全て無香料、無着色です。
従来のものも含め全種類購入したとしても600円+税なので安いですよね…。
これなら季節や目的に合わせて使い分けることもできますし、コンパクトサイズなので持ち運びにも便利です。
ダイソーの美容液は危険なのか
ダイソーの美容液「RJローション」は安い上に種類も豊富、パッケージもカラフルでかわいいので人気が出るのはわかります。
ですが、気になるのはその安全性ですよね。
肌が荒れたりする危険性はないのでしょうか。
まず「RJローション」を例にとってみると、製造販売元は株式会社コスモビューティーとなっています。
株式会社コスモビューティーは、化粧品等のOEM製造を行っている会社で、国内のみならず海外の工場でも、化粧品製造/品質管理の国際規格ISO22716(GMP)を取得しています。
品質管理が徹底している会社が製造した化粧品なので、その点は安心ですよね。
また、次のような記事もありました。
日本には「医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の製造販売後安全管理の基準に関する省令」があり、日本のメーカー(輸入品も含む)は、この基準に合わせて製造又は輸入するように義務付けられています。
100均コスメも薬局コスメと同じように、化粧品通関会社を通して、安全性が証明された原料だけを使って生産しています。
また化粧品は、薬事法の化粧品基準で使用できる成分が定められているので、100均コスメも薬局コスメも化粧品の原料は同じなのです。
つまりどちらも同じ品質基準を満たしているので、噂については100均コスメだからといって品質が悪くても許されるというわけではないのです。
上記の記事を読んでわかる通り、100均とはいえ、国が定めた品質基準をクリアしていないと販売できないので、安いから品質が悪い、ということにはなりませんね。
ダイソーの美容液で被害にあった人はいる?
ダイソーの美容液で何かしら被害にあった人はいるのでしょうか。
2015年には、ダイソーが販売していたマニキュア「エスポルールネイル」から発がん物質の「ホルムアルデヒド」が検出され、全商品を回収する、というトラブルがありました。
ネット上で調べただけなので絶対ではありませんが、ダイソーの美容液で肌にトラブルが起きたという声やニュース等は見当たりませんでした。
ただ一つ、危険というほどのことではありませんが、RJローションの成分には水の次にエタノールが多く含まれています。
このエタノールが肌に刺激を与えてしまうので、人によっては肌に合わないということもあるかもしれません。
敏感肌の方は、念のため、パッチテストを行ってからその美容液を使い続けるか判断した方が良さそうですね。
まとめ
100円で手に入る、ということで人気を集めているダイソーの美容液ですが、品質には大きな問題はなさそうです。
ですが、価格が安く抑えられている、ということは、保湿成分などもそれほどたくさんは含まれていないことが予想されます。
美容効果を期待しすぎると、ガッカリしてしまうかもしれません。
お肌に合うかどうかも使ってみないとわからないので、一度試してみてから使い続けるか判断してみてください。